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25.01.24

【産婦人科医師監修】生理が来ていない人要注意!20代、30代でも起こりうる閉経(早発卵巣不全)

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Lyset Jensen

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毎月の煩わしい生理が来ていない!

妊娠の可能性が考えられない時、早発卵巣不全という病気の可能性があることをご存じでしょうか?
わたしは20代、30代だから閉経は絶対に考えられないし、ただ生理がちょっと来ていないだけ…と放っておくと
取返しのつかないことになりかねないということを知り、早発卵巣不全の治療に専門的に取り組まれている東京都目黒区にあるローズレディースクリニックの石塚清子先生にこの病気のことを色々教えていただくことにしました。生理が止まる、変化するって女性ではよくあることなのですが、受診のタイミングを逃してはいけないポイントなどもおしえていただきました!


いつもと生理の感じが違うなと感じたら

仕事が忙しかったり、生活環境に変化があったりでストレスがある状態が続いたり、女性が気にしがちなダイエットによって急激な体重変化があったり、初潮を迎え生理が始まったばかりで安定しないということはよくある事なのですが、妊娠の可能性がないのに生理が来ない場合、治療が必要な病気が隠れている可能性があります。

その中でも、将来妊娠・出産をライフプランの一部として考えていらっしゃる女性に知っていただきたい病気が早発卵巣不全。40歳未満で閉経状態になる病気です。若いからと言ってただの生理不順として済ませず、閉経の可能性があることをみなさんにも知っていただきたいと思っています。

早発卵巣不全だと気づく症状・ポイントには以下のようなものがあります。

・いつもきている生理が定期的にこない。
・3か月くらい生理が止まっている
・生理がいつもの量と違う!(量が減った、極端に増えたなど)
・ホットフラッシュがある


※ホットフラッシュとは
突然、熱さを感じ、顔が紅潮したり、発汗、動悸が顔から上半身にかけて数分間にわたり起こる症状。更年期によく起きる症状として女性ホルモン(エストロゲン)の量が減り、血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経が乱れることによって起こります。



更年期の閉経と何が違うの?

ふつう月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って「閉経」としています。日本人の平均閉経年齢は約51~52歳ですが、40〜45歳までに閉経してしまう場合を「早発閉経」と言い、さらにそれよりも若い年齢で閉経してしまう場合を「早発卵巣不全」としています。




受診後の流れ

早発卵巣不全は体内で女性ホルモンを分泌する能力が衰えており、排卵が行われていない状態です。また卵巣内に残っている卵子がたいへん少なくなっているため、一般的には妊娠することがとても難しい状態といわれています。

まずはからだの状態を正しく把握するため、医師から問診をうけていただき、内診をして子宮や卵巣の状態を確認し、採血をしてホルモン値の検査をします。

妊娠を望まれる場合、不妊治療の成績は無月経となってからの期間の短い患者様ほどよく、自然月経がなくなって1〜2年以内の患者様では当院ではローズ法※1とよんでいる独特の排卵法により一般不妊症の妊娠率とほぼ変わらない妊娠率が得られています。ただの生理不順なのか、早発卵巣不全なのかは検査を行ってみなければわかりません。

少しでもおかしいなと思う事があれば、ぜひ受診をしてください!

次回は早発卵巣不全と診断された場合に、妊娠できる可能性があるのか?どのような治療が必要になるか?などお話したいと思います。


※1ローズ法 ・・・ HMGという排卵誘発剤とホルモンコントロールする点鼻薬を併用する卵巣高刺激法です。
 この方法ではホルモン剤はピル類のような強いものは使わないので健康に対する問題はありません。 





いつもと違う…に気づけるのはじぶんだけ。
一人一人の体とライフプランをもっと大切にするために、
気づいた時に産婦人科を受診するあなたの一歩をお手伝いします。

石塚清子先生
ローズレディースクリニック医師
日本産婦人科学会認定産婦人科専門医

大学病院やクリニックで数多くの難治性不妊症の方々の診察に携わっております。患者様のご希望に添える様、お気持ちに寄り添いながら最善の医療を ご提供できるよう日々邁進しております。

監修: Lyset Jensen

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