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24.03.14

【助産師監修】今さら聞けない!デリケートゾーンの正しい洗い方(女の子編)

Hej!リゼットです。
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Lyset Jensen

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海外では多くの国が性教育に積極的に取り組んでおり、5歳から性教育は始まっています。
家庭でも母親がデリケートゾーンのケアを含め、性や妊娠についてしっかりレクチャーする習慣があるそうです。日本ではデリケートゾーンの話について学ぶ機会がなかった保護者も多く、デリケートゾーンケアの必要性や方法について広く知られていないのが実情です。

今回は、なかなか聞けないデリケートゾーンの洗い方を助産師のSAYURIさんに教えていいただきましょう!

洗い方教えてもらったことありますか?

多くの母親が「子どもにどうやってデリケートゾーンの話をするべきか」悩んでいます。そもそも大人でも正しいデリケートゾーンの洗い方を知っている人は少ないのではないでしょうか。一緒におふろに入る時期から第二次性徴があらわれはじめる前くらいの10歳くらいまでのうちに、自分を守るためにも、しっかり学んで、伝えていただきたい、大切なことです。月経が始まった時も、ケアの仕方をおしえる、いいタイミングです。


プライベートゾーンを知ろう!守ろう!

プライベートゾーン = 水着でかくれるところ + くちびる

プライベートゾーンは「あなただけの大切な場所」のことです。
病院での診察以外で、自分以外の人に見せたり、触らせないようにしましょう。同様に、他の人のカラダは他の人のものだから、相手の許可なく見たり、触ったり写真や動画も撮ってはいけません。

知らない人から「見せて」「触らせて」と言われても、NO!GO!TELL!!を合言葉に自分の気持ちをはっきり伝えましょう。

NO! いや!やめて! はっきり自分の気持ちを声に出す
GO! その場から逃げよう 人の多い方へ、安心できる場所に逃げる
TELL! 大人に話そう 信頼できる大人に話す、相談する

プライベートゾーンはデリケートゾーンでもあります。デリケートとは、せんさい、らんぼうにしてはいけないという意味があります。他のカラダの場所よりも皮膚も薄く、粘膜でできている非常に敏感な部位でもあります。清潔に保ち、ぶつけたり傷をつけたりしないように、また他の人のカラダのプライベートゾーンや相手の心を傷つけることがないよう注意することも伝えてあげましょう。

女の子のデリケートゾーンとは

女の子のデリケートゾーンとは、性器とそのまわりの部分のこと。どんな人にもまたの間には性器があります。顔と同じように、形や大きさにはみんなちがいがあります。将来赤ちゃんの通り道にもなる、カラダの部分のとても大切な場所です。

女の子のカラダの中には、赤ちゃんが通る道(膣)があります。子宮の出口からカラダの中へつながっています。また月経は赤ちゃんを迎え入れるための準備をするしくみのことで、だいたい月に一度、3~7日程の期間、膣から血液がでてくることをいいます。女の子のデリケートゾーンは赤ちゃんを産むにしても、産まないにしても、毎月の月経は必ず起こり、いざ赤ちゃんを産むときには通り道になる大事な役割があるから、大切なんだね。

なぜいつものボディソープじゃいけないの?

デリケートゾーンは他のパーツと比較すると、「皮膚が薄い」「乾燥しやすい」「刺激に弱い」敏感な場所です。なんとまぶたより薄いみたい!ケアを怠ると、細菌感染や炎症をおこしやすくなってしまいます。また膣内は酸性で守られていて、子宮に雑菌が入ってこないようにpH値が3.8~4.5の弱酸性に保たれています。

ボディソープや石鹸などで洗浄すると善玉である常在菌まで洗い流してしまう可能性があります。外陰部は排泄物や汚れ(恥垢)がたまりやすいため、専用のソープでしっかりあらうことが必要です。またお肌の乾燥と一緒でデリケートゾーンも当然乾燥します。ホルモンバランスの崩れや脱毛処理、ナプキンや下着の擦れなどにより、ムレかゆみ、おりものの増加や痛みの原因に。スキンケアと同じように、適切な保湿ケアも必要です。


デリケートゾーンの正しい洗い方を学ぼう!

1)清潔な手のひらにソープを2~3プッシュ

2)デリケートゾーンをなぞるようにていねいにあらう

性器の外側を洗った後、膣と尿道口の周りを洗います。
ヒダになっている部分は汚れがたまりやすいので、指をつかってなぞるように優しくあらいましょう。

(注意)
必ず「前から後ろにむかって」洗いましょう。後ろから前に向かって洗うと、おしりの周りにある菌が膣や尿道口に入ってしまうことがあります。

3)シャワーで優しく洗い流そう
洗い残しはかゆみなどの原因になります。しっかりすすぎましょう。温度は35~37度にしましょう。

おやこでチェック!
  ☑ボディタオルでゴシゴシ洗わない!
  ☑膣内までゴシゴシ洗わない!
  かゆくなったり、痛くなったりするので注意しよう。


生理中に気を付けること

月経が始まったらしっかりケアの仕方を教えてあげましょう。毎日陰部についた月経血を専用ソープで洗い流し清潔を保つようにしましょう。ナプキンやライナー、タンポンはこまめに変えて長時間付け続けないこと。生理中はおなかや腰を冷やさない、カラダを冷やす飲み物や食べ物を食べすぎないなどを注意できるよう習慣づけていきましょう。



<監修> 愛着形成専門助産師SAYURIさん プロフィール
看護師/保健師/助産師

【職歴】
東京大学病院女性外科
神奈川県のフリースタイル分娩 湘南厚木病院産科 勤務
一般社団法人 全国産前産後バースケアラー協会 理事

監修: Lyset Jensen

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