【ハーブ専門家監修】女性に嬉しいハーブティーの作用や飲み方
“1日10分じぶん時間をとって輝いて欲しい”
そのような願いで情報を発信しているの!
Lyset Jensen
Hej!メッテです。
あなたは日々の生活にハーブを取り入れている?
ヨーロッパでは「家庭の日用薬」として位置付けられているハーブ。そんなハーブが毎月変化する女性のリズムをサポートしてくれるということもわかってきています。ハーブがどのように女性に寄り添ってくれるのか、ハーブ専門店「カリス成城」創業者 坂出富美子さんにお話をお聞きしました。
今日は『女性に嬉しいハーブティーの作用や飲み方』について情報をお届けします!
ハーブティーとは
ハーブティーは、ハーブをはじめとした様々な植物を乾燥させたものを用意して煮出し、そのエキスを飲みます。ハーブの種類によっていろいろな色や味、香りが楽しむことができるので、健康的で人気のある飲み物の一つになっています。
ハーブティーとよく混同される飲み物として紅茶がありますが、じつは紅茶は別の飲み物になります。
ハーブティーがさまざまな植物を使用しているのに対し、紅茶は茶の木から摘み取った茶葉を発酵させて使用しているのです。
英語では、フランス語のハーブティを意味する Tisane からティザンとも呼ばれます。ティザンは体の調子を整える飲み物という区別をされているそうで、そのほとんどがノンカフェイン。
そんなハーブティーは、自然由来の成分ということもあり、古くから病気の治療や消毒などの民間療法に使用されてきました。その後も、何世代にも渡って伝えられ、現代の生活でもハーブは生きています。

ハーブティーの作用
ハーブティーは、香りの作用(アロマテラピーと同じような作用)と飲むことによる穏やかな薬理作用の二つがあります。
アロマテラピー
アロマテラピー作用は、ハーブティーが香りによる癒しをもたらすことです。
ハーブティーを淹れたときに立ち上る香りを嗅ぐことで、鼻から脳へ到達することで自律神経へ働きかけ、穏やかなアロマテラピー作用があります。ハーブによって、また使用する植物の部分によって様々な香りが楽しめます。
身体の調子を整える穏やかな薬理作用
一方の薬理作用とは、ハーブティーに含まれる水溶性の有効成分を飲むことで、からだの調子を穏やかに整える働きのこと。
ハーブから抽出される水溶性成分には、タンニン、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなどの栄養があり、消化管から体内に吸収されます。
ハーブには、抗酸化物質、抗炎症物質、抗菌物質、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。これにより、ハーブティーは免疫力の向上、消化促進、ストレス軽減、睡眠改善など、多くの健康上のメリットが得られることが期待できます。
心や健康のためにハーブを飲むには、使用するハーブについて知っておくことで、より一層ティータイムをお楽しみいただけます。

ハーブティーの種類
ハーブティーはいろいろな種類の植物を使用して作ることができます。いくつもの種類がある中から、女性の心と身体に寄り添ってくれるハーブティーを見ていきます。
〈血行を促し体を温める〉
ローズヒップ
バラの果実であるローズヒップは、別名「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほど豊富な栄養素を蓄えています。
そのため美肌作用や便秘解消作用、貧血予防などが期待できます。
ルイボスティー
「ルイボス」とは南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈に自生するマメ科の低木のこと。
実はルイボスは世界中で南アフリカのみで育つ貴重な植物なのです。
また、よく目にしているのが発酵しているルイボスで赤いものですが、現在は発酵していないグリーンルイボスも人気があります。期待できる主な作用として、肌の老化を防ぐ抗酸化作用や代謝のアップ、整腸作用などが挙げられます。また卵子の老化を防ぐのにも有効とされているので、妊活中の女性にもおすすめです。
〈生理前のイライラに〉
カモミール
キク科の植物であるカモミール。この作用はさまざまあります。
リラックス作用はもちろん、安眠や花粉症の改善、消化促進などといった作用が期待できます。
レモンバーム
シソ科コウスイハッカ属の多年草で、香りの良さが蜜蜂をひきつけることから、蜜蜂を意味する別名「メリッサ」とも呼ばれています。
レモンバームは神経系に働きかけて気分を落ち着かせる作用があるため、神経の緊張からくる不安や不眠、パニック、ヒステリーを抑える作用が期待できます。抑うつ状態を改善する作用があるため、気分が落ち込んだ時や意欲が低下した時などにもおすすめです。
月桃
月桃(げっとう)とは、沖縄や台湾などの亜熱帯地方に自生しているショウガ科ハナミョウガ属の多年草です。
月桃を使ったハーブティーは、月桃の香りも一緒に楽しむことができ、アロマテラピーの鎮静作用やリラックス作用も得られることもできます。月桃の香りには、女性ホルモンを整え月経バランスを調整したり、月経前のイライラを緩和する働きが期待できます。
〈眠れない夜に〉
ラベンダー
「ハーブの女王」とも呼ばれるほどの豊かな香りなのがラベンダーです。
ラベンダーのエキスを抽出したハーブティーは鎮静作用が期待できるので、直接飲んだり香りを嗅いだりすることでリラックスしていただけます。寝る前に飲めばリラックスした状態で眠りに入ることができるでしょう。またストレスからくる偏頭痛の解消や生理不順などといった不調にも有効とされています。ラベンダーは香りが強いので、少量をブレンドして飲んでいただくことがおすすめです。
パッションフラワー
パションフラワーは、北米南東部原産のトケイソウ科のつる植物です。
北米先住民の間で、緊張を和らげ、眠りを深めるとして伝統的に使われてきたハーブ。
精神を鎮める作用があるとされるパッションフラワーは、特に不眠に働きかけると言われています。
現在では、イギリス、ドイツ、フランスなどの各国で医薬品として利用され、女性向けに生理痛、更年期障害、月経前症候群にも用いられることもあります。単独ではなく、他のハーブと併用されることが多いハーブです。
ハーブティーの美味しい淹れ方
ハーブティーは基本的には熱湯で抽出させて飲むのが基本ですが、氷を入れてアイスとして飲むのも暑い夏の日におすすめです。それぞれの飲み方でおすすめの作り方があり、ポイントを押さえると美味しさが数段アップします。飲み方別おすすめの作り方を見ていきましょう。
〈ホットハーブティーのおすすめの淹れ方〉
ホットハーブティーを作るときのポイントは、沸騰したお湯を使うということ。
ぬるま湯だとハーブ成分がしっかりと抽出されないため、しっかりと沸騰させることが重要です。
1.最初にティーポットとティーカップに沸騰したお湯を入れ容器が温まったら、お湯は捨てます。
2.ティーポットにハーブを入れたら熱湯をティーポットに注ぎ、蓋をして蒸らします。
ハーブの種類によって抽出時間が異なりますが、3〜5分間抽出するのが一般的です。
(花や葉は3分、種子や、果実、根は5分)
※抽出時間を調整して、お好みの濃さにすることができます。
ハーブティーは通常、1煎目で成分のほとんどが抽出されるとされています。そのため、基本的には1煎目までがおすすめです。
〈アイスハーブティーのおすすめの淹れ方〉
アイスハーブティーの作り方も基本的にはホットと同じですが、後で氷をたっぷりと入れるということを考慮して、お湯の量を1/2から1/3にして濃い目に抽出するのがポイントです。お湯の量が少ないということで、1杯分だけだと抽出しきれない可能性がありますので、最初からたくさんの量を作るようにしておくことがおすすめです。
※ハーブティーは一度に大量に飲むのではなく、1日に時間をあけて1杯を3回程度に分けて飲んでいただくことが有効です。ハーブティーには薬効成分が含まれている為、ここでご紹介したハーブ以外には種類によって医薬品との併用が制限されていたり、妊娠中などの使用制限があるハーブもあります。病院に通院されている方は、医師に確認の上ご使用ください。

ハーブ専門店「カリス成城」創業者 坂出富美子さん ご紹介
1983年に創業したハーブ専門店「カリス成城」創業者 坂出富美子さんは
「経済的な繁栄を謳歌していた当時の日本社会の中で、科学や薬品に頼るばかりの生活を見直し、伝統的に人々が使い続けてきた植物であるハーブという素材で病気の予防を図りつつ、生活を楽しく豊かにしたい、という思い」で立ち上げられました。
当時は、国内にハーブに関する資料もほとんどなく、流通網もなかったため、独自に入手ルートをつくり上げ、苗の生産まですべてが手探りのスタートでした。
ハーブの「素材の多様さ面白さ」にも着目し、食品や化粧品、クラフト、園芸など、ハーブをトータルに扱うショップを展開。現在は、仙台から広島まで17店舗でハーブの楽しさを伝えています。
現在は、ハーブスクール MegumiHerbal 代表として教室や講師の育成などに尽力しています。
ハーブがどのように女性に寄り添ってくれるのか、ハーブの特徴と共に知ることが出来ました。
今回教えて頂きましたハーブティーもリゼットと一緒にリラックスタイムに取り入れたいと思います!
坂出さんありがとうございました。

メッテ・ジェンセン
Hej!リゼットの妹、メッテです。
栄養士で薬膳も勉強中。
あなたに素敵な食事時間をお届けできるように情報を発信します!
監修: Lyset Jensen