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22.11.06

(教えて、高尾美穂先生)女性のカラダの基礎知識:生理の上手なつき合い方

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Lyset Jensen

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生理は痛みが伴い、日常生活に支障をきたすものというイメージがありますよね。イライラや腹痛、腰痛、酷い時には家事や仕事に支障がでることも。そんな時でも“しょうがない”と諦めてはいませんか。多くのお悩みが、原因や対処法を相談することが出来ず毎月生理期間を過ごしていること。
そんな女性特有のお悩み“女性のカラダの基礎知識:生理の上手なつき合い方”について産婦人科医 高尾美穂先生に教えてもらいました。

高尾先生、生理痛はなぜ起きるのですか?

生理痛は、生理が始まって1~3日頃に起こります。

主な症状:下腹部がギューッと締め付けられるような感覚や腰痛、吐き気や頭痛を伴うこともあります。

主な原因:子宮を収縮させるプロスタグランジンの作用によるもの。

ある意味陣痛のように、子宮をギューッと収縮させて子宮内膜を外に押し出そうとするのです。

10代はなぜ生理痛が重いのでしょうか?

子宮が未発達な10代頃は経血の通り道である子宮頸管が硬くて細いため、内膜を押し出すためにプロスタグランジンが過剰に産生されて、生理痛が重い人が少なくありません。

大人になり子宮が成熟してくるにつれ、痛みが軽くなるのが一般的です。

生理前のむくみやイライラを感じるのはなぜですか??

生理前になると体が重くなったような状態になる人もいますよね。

これは排卵後〜生理前に分泌が増えるプロゲステロンのしわざと考えられています。

女性ホルモンには体内に水分を取り込む作用があるため、体がむくむのです。

主な要因:

・塩分過多の食事が多い。

→外食やコンビニ食が多くい場合は要注意です。

むくみ対処法:

・カリウムが多く含む イモ類、大豆といった野菜を意識的に摂りましょう。

→余分な塩分、水分を排出してくれます。

生理前のイライラ対処法:

・カフェイン・アルコールを控える。

→カフェインは冷えを招くため、生理痛が悪化することもあります。

生理痛と月経困難症の違いはありますか?

対処が必要なほどの痛みがあり、日常生活に支障がでる状態を「月経困難症」といいます。主に2つに分かれます。

機能性月経困難症:超音波検査などの検査をしても、原因がみつからない生理痛を起こすプロスタグランジンの過剰分泌によるものなど以外に、冷え、ストレスなどが症状を重くしています。

器質性月経困難症:月経が重い原因を指摘できる子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因であることが多い。

生理痛の対処法はあるのでしょうか。

・鎮痛剤
生理痛には、プロスタグランジンの産生を抑える鎮痛剤を、痛みが強くなる前に飲むのが効果的。

・生理痛が毎回重い人は
低用量ピルを服用し生理を軽くすることも有効です。

・お薬以外のセルフケア方法
腰周りを温める、生活習慣を整える、ストレス軽減

高尾先生からのアドバイス

生理痛は多くの女性が経験しています。

♦「たかが生理痛」と軽視しないことがとても大切。

♦ “しょうがない” “つらくてあたりまえ”とガマンせず、早めに婦人科に相談してみてください。

自分の生理周期や症状を把握しておくと、いざ相談したいときに上手く伝えることができます。
一人で悩まず生理と上手につきあっていく上でも、早めに相談しましょう。

イーク表参道産婦人科医の高尾美穂先生

高尾美穂先生
イーク表参道副院長
産婦人科医

女性のための統合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長、スポーツドクター。婦人科の診療を通して女性の健康をサポートし、 女性のライフステージ・ライフスタイルに合った治療法を提示し、選択をサポートしている。

監修: Lyset Jensen

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