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22.11.04

お口のケアは大丈夫?女性ホルモンと歯の関係。

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Lyset Jensen

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歯周病や虫歯など、歯のトラブルに気を付けていますか?
実は,女性の方が歯周病に悩む機会が多いといわれています。
それには女性ホルモンの関与が大きいことが近年の研究ではわかっています。
また、思春期・妊娠、出産・更年期のライフステージでホルモンバランスは変化します。
こういった女性特有の歯のトラブルリスクを理解して、適切なケアをすることが大切です。

女性ホルモンと歯周病

歯周病がさまざまな全身疾患に関与することが多くの研究で指摘されています。

■思春期
女性ホルモンがつくられ始める時期。
月経のたびに歯茎が腫れやすくなる、試験勉強などのストレスで免疫力が低下して悪化することも。

■妊娠・出産
妊娠すると女性ホルモンが大量に分泌され、歯茎が腫れやすくなり、つわりも口内環境を悪化させる一因に。
歯磨きが十分にできず、食欲もなく唾液量が減り、自浄作用が低下しがちになります。

■更年期
閉経に伴い女性ホルモンの分泌が低下しますが、更年期以降はドライマウスの人が増えていきます。
ホルモンバランスが崩れる上に唾液の分泌も減るため、歯周病が進行しやすい。

歯磨きは毎日してるから、歯周病は大丈夫!は思い込み!

歯磨きは毎日してるから、歯周病は大丈夫!なんて、それは大きな思い込みです。
例えば食後に歯を磨いていても、歯の磨き方が間違っていたり、かつ生活習慣が乱れていたとしたら、歯周病を引き起こす可能性はおおいにあります。

そもそも歯周病とは、歯の磨き残しなどによる「歯と歯ぐきの間」にたまった歯垢(プラーク)のなかにいる歯周病菌が、歯ぐきの炎症や出血を招き、最悪のステージでは歯が抜け落ちてしまう病気の総称です。

歯周病は歯垢(プラーク)が残存しない清潔な口の中では起こらないか、起こったとしても軽度で済みますから、常にしっかりと歯垢(プラーク)を除去することが非常に大切。
とはいえ、手みがきでは50%程度しか歯垢(プラーク)を取り除くことができないともいわれますから、電動ハブラシやデンタルフロスを併用がおすすめです。

妊娠中の歯のトラブル

妊娠中の女性が歯周病に罹っていると、低体重児および早産の危険度が高くなるとされます。
その危険率は実に7.5倍!タバコやアルコールなどよりもはるかに高い数字といわれています。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、しっかり歯周病予防を行いましょう。

さらに妊娠中は「つわり」が原因で、歯ブラシを口の奥まで入れるのが難しくなり、うまくみがけずに不衛生になりやすくなります。
また、食べものを口に入れていないと気持ち悪くなる「食べづわり」の人は、間食のペースが増えてむし歯のリスクが高まります。妊娠中は特に気をつけてプラークコントロールを行いましょう。

早産・低体重児出産に対する歯周病の危険率

出典:NPO法人日本臨床歯周病学会

おなかの赤ちゃんに虫歯はうつる?

妊娠中に虫歯があっても、生まれてくる赤ちゃんに虫歯自体がうつることはありません。
ただし、「歯が弱い」「唾液が少ない」など、虫歯になりやすい体質というものはあり、これらの体質が遺伝し、子どもが将来的に虫歯になりやすくなることはあります。

ただし、虫歯があるママは出産後に赤ちゃんに虫歯菌を感染させてしまうリスクも!
・赤ちゃんの口にキスをする
・スプーン・ストローを共有する
・離乳食をフーフーする
など、かわいい赤ちゃんについやってしまいそうですが、これらの行動に注意をして、虫歯をうつさないようにしましょう。

歯のケアをして、素敵な女性・ママになろう

女性の歯のトラブルは女性ホルモンの影響が密接に関係しています。
日頃の歯磨きにプラスして、歯間ブラシ・フロスのケアで歯の汚れを少しでも残さないようにすることで、リスクを軽減。妊婦の方は、赤ちゃんのためにも歯のケアを行い、できれば歯科医院でも診てもらいましょう。

監修: Lyset Jensen

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