おしえて! Lyset Jensen リゼットさん
婦人科
生理期
22.10.24

(教えて、高尾美穂先生)女性のカラダの基礎知識:あなたの生理周期を見てみよう

Hej!リゼットです。
“1日10分じぶん時間をとって輝いて欲しい”
そのような願いで情報を発信しているの!

Lyset Jensen

Lyset Jensen

あなたは、生理についてお友達や職場、身近な人と話した経験はありますか?

「生理について話すきっかけがない」「生理の話をしにくい雰囲気がある」というお声をいただきました。

特に生理周期について「みんなどのくらいなのだろう」「自分の生理は正常なのかな」と気になっているが、特に話すことも相談することも出来ず、自分の周期が当たり前と考え、異常があった際も誰にどのような相談をしてよいか分からないという悩みを持っていました。そのような女性特有のお悩み“女性のカラダの基礎知識:生理周期”について産婦人科医 高尾美穂先生に教えてもらいました。

高尾先生、平均的な生理ってどのような状態ですか?

生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの間隔のことを「生理周期」と呼びます。正常な生理周期は25~38日、日数は3~7日間起こるもの。経血量は個人差はありますが、1回あたりの生理で20~150gの間であれば正常です。
次の生理がいつくるかわからない・・・と不安を感じたことはあるのではないでしょうか。そのようなお悩みに役立つことは、毎日基礎体温を測ることです。排卵後、高温期が約14日間続き、再び体温が下がったタイミングで生理がやってきます。結構、幅があるもので、毎月同じ日にこなくても問題はありません。

生理は意外と気まぐれにやってくるものなのです。

「生理(月経)不順」とはどのような時のことをいいますか?

生理周期のリズムが乱れることを「生理(月経)不順」といいます。

<生理周期が短い、長い>

頻発月経:24日以内の周期で起きる生理のこと
稀発月経:39日以上の周期で起きる生理のこと

<生理期間が短い、長い>

過短月経:生理が2日程度で終わってしまうこと
過長月経:生理が8日以上あること

<生理がこない>

無月経:妊娠中や授乳期ではないのに、3ヶ月以上生理がこないこと。

<主な要因>

・無理なダイエット

・過労、ハードな運動、ストレス

・BM-18.5未満の低体重

無月経の期間が長くなると子宮や卵巣が萎縮し、治療に時間がかかることもあります。
性成熟期にあたる女性が頻繁に生理不順を起こす場合は、子宮や排卵機能に何か問題がないか、調べる必要があります。

どのような時に専門医に相談することがいいですか?

「あれっ?」と思ったらまず年齢やライフサイクルにおける体の変化をもっとも把握している婦人科医に相談をしましょう。生理不順は卵巣機能が未熟な思春期、女性ホルモンのバランスが乱れる更年期はよくあります。
おかしな生理不順は放っておかないことです。「自分は大丈夫」は禁物です。

高尾先生の婦人科受診ポイント

□毎日の基礎体温表を持参

毎日の基礎体温表は、原因を見つける重要な手がかりとなります。

□かかりつけ医をもっておく

ライフステージの変化にも「かかりつけ医」は強い味方です。
生理不順のみならず、不調に見舞われたときには適格な診断が早く受けられます。

女性特有の不調を相談するハードルが高いかもしれませんが、今後安心して過ごすためにも、あなたにあった「かかりつけ医」を見つけておきましょう。

生理(月経)不順は体の異常によって生じていることもあります。まずは、生理周期を見てみることで自分のカラダを知り、体に向き合うことができます。不安があれば早めに相談することが大切。何でも自分ひとりで解決しようとしなくて大丈夫です。

イーク表参道産婦人科医の高尾美穂先生

高尾美穂先生
イーク表参道副院長
産婦人科医

女性のための統合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長、スポーツドクター。婦人科の診療を通して女性の健康をサポートし、 女性のライフステージ・ライフスタイルに合った治療法を提示し、選択をサポートしている。

監修: Lyset Jensen

関連記事